時事解説

2017年09月12日号

【クローズアップ】
新東京高検検事長・稲田伸夫氏(61)と新東京地検特捜部長・森本宏氏(50)


●産経ニュース
「産経ニュース」は11日、「新東京高検検事長と東京地検特捜部長が抱負」という見出しで次の記事を配信した。
 東京高検検事長に7日付で就任した稲田伸夫氏(61)が11日、記者会見し「検察を取り巻く環境が変わっている。時代の変化に的確に対応できるようにしたい」と抱負を語った。

 改正刑事訴訟法に基づき、来年までに施行される司法取引について「供述を得るための一つの手段だが、オールマイティーだとは思わない。どのような事件で使うのが良いかよく考えていきたい」と述べた。

 奈良県出身で東大卒業後の昭和56年に任官。法務省刑事局長や法務事務次官を歴任し、平成28年9月から仙台高検検事長を務めた。

 東京地検特捜部長に11日付で就任した森本宏氏(50)も同日、報道各社の取材に応じ「国民が不公正、不公平と感じる事件を手がけていく」と述べた。

 特捜部については「水面下に隠れて見えないものを見つけ出し、刑事責任を問わなければならないものを問うていく。財政経済事件のスペシャリストの関係機関と緊密に連携し、力を発揮していく」と語った。

 森本氏は岐阜県出身で名古屋大卒業。4年に任官し、特捜部には通算7年半在籍。特捜部副部長などを経て、今年1月から東京地検総務部長を務めた。

●日テレNEWS24
「日テレNEWS24」は11日、「新東京高検検事長に稲田氏が就任」というタイトルで次の記事を配信した。
検察庁のナンバー2にあたる東京高検の検事長が新たに就任し、抱負を語った。また東京地検の特捜部長も新たに就任した。

 今月7日付で就任した稲田伸夫・新東京高検検事長は、11日の就任会見で、「検察が社会的な変化に適切に対応していけるよう指導・助言していきたい」と抱負を述べた。稲田氏はこれまでに法務省事務次官や、仙台高検検事長を歴任している。

 また、11日付で、東京地検・特捜部長に森本宏氏が就任した。森本氏は、東京地検特捜部で通算7年半勤務し、副部長としては、医療法人・徳洲会の公職選挙法違反事件などの捜査を指揮した。森本氏は就任にあたり、「水面下に隠れて見えないものをきちんと見つけ出し、専門家集団として、事件を解決していくことが使命だ」と語った。

●鷲見一雄のコメント
「稲田氏は約36年間の期間中、法務官僚として法務省に約20年間勤務した赤レンガ派のエース。森本氏は《1992年に任官し、特捜部に約7年半在籍。2011年のオリンパス粉飾決算事件の捜査を担当し、副部長時代の13年に医療グループ「徳洲会」の公選法違反事件を手がけた。10年の大阪地検特捜部による証拠改ざん事件を念頭に、「新時代に合う捜査手法を踏まえ、やるべきことをやる」と強調。「関係機関と緊密に連携をとり、力を発揮したい」と述べた》(読売新聞)期待したい」


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