時事解説

2017年07月13日号

【水戸市】
機能しない反社会勢力対策マニュアル=高橋靖市長「(2職員が地方公務員法(守秘義務)違反の容疑で逮捕され)市民の信頼を損ねる結果となり、心から反省し、深くおわびを申し上げる」と陳謝


●産経ニュース
「産経ニュース」は12日、《反社会勢力対策マニュアル機能せず 水戸市2職員逮捕、市長陳謝「厳正に対処」》という見出しで次の記事を配信した。
 指定暴力団山口組系組幹部に、トラブルになっていた男性の住所を道案内して教えたとして地方公務員法(守秘義務)違反の容疑で水戸市職員2人が逮捕され、高橋靖市長は11日、記者会見を開き、「市民の信頼を損ねる結果となり、心から反省し、深くおわびを申し上げる」と陳謝した。

 市によると、反社会勢力への対応についてはマニュアルが定められており、総務法制課に相談し、組織的に対処することになっているが、この仕組みが機能しなかった。高橋市長は「相談できるオープンな組織づくりが必要だ。幹部も反省しなければならない」と述べた。職員2人の処分については「法的な処置を見極めてから厳正に対処したい」と語った。

 市によると、逮捕された市生活福祉課副参事兼課長補佐の岩谷勉容疑者(45)は延べ17年3カ月、係長の本沢佑司容疑者(35)も5年3カ月にわたって同課に所属。斉藤博之課長は「2人ともまじめな職員。前向きで一生懸命で、頼りがいがあった」と話した。4月7日に本沢容疑者が報告してから逮捕されるまで、両容疑者は通常通り業務に就いていたという。

 県警は11日夕、両容疑者が勤務していた市役所内を捜索した。

●鷲見一雄のコメント
「水戸市は何のために反社会勢力への対応についてはマニュアルが定められているのか、逮捕された職員に公務員意識、コンプライアンス意識なし、開いた口が塞がらない事案だ」


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