時事解説

2017年06月16日号

【京都府警】
<神戸山口組>井上邦雄組長再逮捕で「組織に打撃」狙う


●毎日新聞
「毎日新聞」は16日、『<神戸戸口組>警察、組長再逮捕で「組織に打撃」狙う』という見出しで次の記事を配信した。
 兵庫県警に続き、京都府警が神戸山口組のトップ、井上邦雄容疑者(68)の逮捕に踏み切る。神戸山口組が山口組から分裂した問題は、京都を拠点とする会津小鉄会の内紛へ波及していた。暴力団の広域的な動きを抑え込む一方、警察当局が連携して「トップ不在」の状況を作ることで組織に打撃を与える狙いがある。

 山口組では篠田建市(通称・司忍(つかさしのぶ))組長が銃刀法違反罪で収監されていた2008年、トップ不在の中で直系組長らが処分された。傘下組織が執行部を批判するなど組織が動揺していたとされる。

 その後、15年8月に井上容疑者らを中心とする神戸山口組が山口組から分裂。一方で今年4月には神戸山口組の一部組員が離脱して新組織「任俠団体山口組」の結成を表明し、各組織は流動的な状況にある。

 捜査関係者は井上容疑者の再逮捕について「不安定な今だからこそ神戸山口組への追い打ちとなる」と指摘。警察当局はあらゆる手段で取り締まりを強化する方針だ。

●鷲見一雄のコメント
「兵庫県警、大阪府警、愛知県警、警視庁などの動向から目が離せない状況が続く公算が強い。注目したい」


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