ニュースとコメント

2017年09月22日号

【茨城県警】
JA北つくば 前組合長ら3人を背任で逮捕=解体工事発注で理事会に虚偽を申告し、損害を与えた疑い


●茨城新聞
「茨城新聞クロスアイ」は21日、「JA北つくば 前組合長ら背任で逮捕 工事発注で損害疑い」という見出しで次の記事を配信した。
 JA北つくば(本店筑西市)発注の建物解体工事で複数の見積もりを取ったと虚偽を申告し、同JAに損害を与えたとして、筑西署と県警組織犯罪総合対策推進本部は20日、背任の疑いで、前組合長で農業、国府田利夫容疑者(70)=筑西市関本下=ら3人を逮捕した。県警は工事の金額が決まった詳しい経緯についても調べている。

他に逮捕されたのは、いずれも同JA職員、渡辺俊一(56)=同市旭ケ丘=と仙波浩之(56)=同市羽方、脅迫容疑で逮捕、処分保留で釈放=の両容疑者。当時、渡辺容疑者は総務部長、仙波容疑者は営農経済部長だった。

3人の逮捕容疑は共謀の上、昨年8月、同JA下館南資材センター(筑西市西方)の建物解体工事を発注する際、実際は同市の業者1社からしか見積もりを取っていないにもかかわらず、「見積もりは複数の業者を当たっている」などと理事会で虚偽を申告、約2200万円で工事を発注し、同JAに損害を与えた疑い。

県警は3人の認否について明らかにしていない。

同JAの内規では、工事発注の際には相見積もりを取るよう定めている。

解体工事は昨年10月上旬から同12月下旬ごろに行われた。20日、茨城新聞の取材に対し、解体工事を請け負った建設会社は「社長が不在のため何も答えられない」とした。

解体工事を巡っては、5月中旬、事務処理上の問題が生じたことから、同JA職員2人が仙波容疑者から聞き取り調査したところ、「あんまり深入りすると、家がなくなっちゃうよ」などと脅されたとして同署に相談した。

県警は8月31日、脅迫容疑で仙波容疑者を逮捕。この捜査の過程で今回の事件が浮上した。

●鷲見一雄のコメント
「茨城県警の今後の捜査に注目したい」


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