ニュースとコメント

2017年09月12日号

【さいたま地裁】
酒飲ませ抵抗できぬ女性に暴行、写真や動画も撮影した32歳の元研修医に懲役5年の判決


●埼玉新聞
「さいたま新聞」は11日、《酒飲ませ抵抗できぬ女性に暴行、写真や動画も撮影 元研修医に懲役5年「自己中心的で悪質」/さいたま地裁》という見出しで次の記事を配信した。
 都内のマンション一室で20代女性に酒を飲ませて暴行を加えたとして研修医らが逮捕された事件で、準強姦(ごうかん)罪などに問われた元研修医上西崇被告(32)の判決公判が11日、さいたま地裁(埼玉県)で開かれ、高山光明裁判長は懲役5年(求刑・懲役8年)を言い渡した。

 判決で高山裁判長は、知人らとともに自己が所有するマンション一室で行った飲み会の参加者計4人に、罰ゲームと称してアルコール度数の高い酒を飲ませて抵抗できない状態にし、自己の性的欲求に基づいて犯行を繰り返したことについて「自己中心的で極めて悪質。強い非難に値する」と指摘。その際に写真や動画を撮影するなど「被害者らの屈辱感、精神的苦痛も大きい」とした。

 また、検察側と弁護側の主張が対立していた犯行の計画性については、当初から暴行する意図があったとは認定できないが、2回目以降はその認識があったとして「酌むべき事情はない」と断じた。

 一方、被害者4人中3人と示談が成立したことに加え、被告自ら医師免許の取り消し申請を行い、反省の弁を述べていることを考慮し、懲役5年が相当とした。

 判決によると、上西被告は昨年8~9月、契約していた東京都大田区内のマンション一室で、20代女性に酒を飲ませた上、女性宅などで暴行した。準強姦2件、準強姦未遂2件で起訴されていた。

●鷲見一雄のコメント
「倫理感が欠如していたと感じる。妥当な判決だ、と思う」


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