ニュースとコメント

2017年06月14日号

【警視庁組対4課】
銀座の飲食店から「みかじめ料」=恐喝容疑、山口組2次団体「国粋会」幹部ら8人逮捕


●読売新聞
「読売新聞」は13日、《銀座50店に「みかじめ料」山口組系組長ら逮捕》という見出しで次の記事を配信した。
きらびやかな銀座の飲食店街(12日、東京都中央区で)=鈴木毅彦撮影

 東京・銀座の繁華街で高級クラブなど約50店が山口組系暴力団から「みかじめ料」を払わされていたことが捜査関係者への取材でわかった。

 10年近く徴収されていた店もあり、被害総額は約5000万円に上るという。警視庁は、店からみかじめ料を脅し取ったとして、山口組系暴力団組長ら8人を恐喝容疑で逮捕。長年、続いてきた不当要求の実態解明を進める。

 捜査関係者によると、逮捕されたのは、銀座を拠点にする山口組国粋会系の暴力団組長、梅木寿史容疑者(54)(東京都中央区)ら8人。梅木容疑者らは2013年以降、東京都中央区銀座の高級クラブなど複数の店にみかじめ料を要求し、現金数百万円を脅し取った疑い。

 繁華街の銀座では、クラブやスナック、バーなど約2000軒が営業している。同庁は昨年末から、みかじめ料について捜査を開始。高級クラブやスナックなど約50店が毎月現金5万円程度のみかじめ料を要求され、店の客引き1人につき約5000円~1万円を支払っていることが判明した。

●朝日新聞デジタル
「朝日新聞デジタル」は13日、《銀座でみかじめ料徴収容疑、8人逮捕「相場は5万円」》という見出しで次の記事を配信した。


 東京・銀座の飲食店関係者からみかじめ料名目で現金を脅し取ったとして、警視庁は13日、指定暴力団山口組系組幹部の梅木寿史容疑者(54)ら8人を恐喝容疑で逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。

 組織犯罪対策4課によると、8人は銀座にある複数の飲食店関係者を脅してみかじめ料を要求し、現金数百万円を支払わせた疑いがある。

 捜査関係者によると、銀座のみかじめ料の相場は月約5万円といい、少なくともほかに数十店舗が8人が所属する組などにみかじめ料を支払っていたとみられる。みかじめ料の要求は暴力団対策法で禁じられているが、水面下では各地で続いているとみられ、都道府県公安委員会が毎年500件前後の中止命令を出している。また、みかじめ料を支払った側も条例に違反しているとして勧告されることがある。

 銀座には約1400軒の飲食店が集まる。同庁は今回の逮捕を足がかりに、暴力団による銀座でのみかじめ料徴収を解明するとともに、資金源を断つことで組織の弱体化につなげたい考えだ。

●毎日新聞
「毎日新聞」は13日、「<恐喝容疑>銀座でみかじめ料、山口組系組幹部ら逮捕」という見出しで次の記事を配信した。
 東京・銀座の飲食店からみかじめ料(用心棒代)を脅し取ったとして、警視庁組織犯罪対策4課は13日、山口組系組幹部の50代の男ら8人を恐喝容疑で逮捕した。少なくとも数十店舗から金銭を徴収していたとみられ、同課は集めた現金が暴力団の資金源になったとみて追及する。

 捜査関係者によると、男らは銀座の飲食店などからみかじめ料として毎月数万円を脅し取った疑いが持たれている。今年4月、数十店舗が同庁に被害相談をしていたという。

 組員の男が所属する指定暴力団山口組の2次団体・国粋会(台東区)は銀座の繁華街を「縄張り」としている。構成員らが銀座の店を回って強制的にみかじめ料を払わせていた疑いがあり、同課が被害の実態を調べている。【黒川晋史】

●鷲見一雄のコメント
「ついに山口組の2次団体・国粋会と銀座の飲食店からの「みかじめ料」の関係に警視庁組対4課の捜査が入った。波紋を広げる公算が強い。注目したい」


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