ニュースとコメント

2017年04月18日号

【長崎地裁】
諫早開門差し止め命令 高裁と正反対の判決


●中日新聞
「中日新聞」は17日、「長崎地裁が諫早開門差し止め命令 高裁と正反対」という見出しで次の記事を配信した。
 長崎県の諫早湾干拓地の営農者らが国に、潮受け堤防排水門の開門差し止めを求めた訴訟の判決で、長崎地裁(松葉佐隆之裁判長)は17日、「農地に塩害などが生じ、営農者の生活基盤に重大な被害が出る」として、開門の差し止めを命じた。

 開門の可否を巡っては、別の訴訟で福岡高裁が2010年に開門を命じた正反対の判決が確定しており、国が「開門命令」と「開門禁止」の相反する義務を負う状況は変わらない。堤防閉め切りから20年がたっても、問題解決の道筋は見通せないままだ。

 今回の訴訟は、確定判決に基づく開門調査を阻止するため、営農者や周辺住民らが11年に起こした。

(共同)こ

国に開門差し止め命令=確定判決とまた矛盾―諫早干拓訴訟・長崎地裁

時事通信4/17(月)15:49配信

 国営諫早湾干拓事業(長崎県)の潮受け堤防排水門をめぐり、営農者らが開門差し止めを求めた訴訟の判決が17日、長崎地裁であった。

 松葉佐隆之裁判長(武田瑞佳裁判長代読)は営農者側の訴えを認め、国に差し止めを命じた。

 同事業をめぐっては、福岡高裁が2010年の判決で開門を命令し、国の上告断念で確定。しかし長崎地裁が13年、開門差し止めの仮処分決定を出したため、国は開門を見送った。今回の訴訟は本訴に当たり、確定判決と矛盾する判断がまた示された。

●鷲見一雄のコメント
「漁業と農業の訴訟合戦、裁判所は相反する正反対の判決を出す。司法の判断の「ねじれ」は、今回も解消されなかった。司法にだけ依存していて良いのか。安部政権には漁業者を納得させる知恵者はいないのか」


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