ニュースとコメント

2017年03月15日号

【千葉地裁】
精神科病院で男性患者暴行死 元准看護師1人に無罪、別の1人に罰金30万円


●時事通信
「時事通信」は14日、「元准看護師1人に無罪=男性患者暴行死―千葉地裁」という見出しで次の記事を配信した。
千葉市の精神科病院で入院患者の男性に暴行し死なせたとして、傷害致死罪に問われた元准看護師田中清(67)、菅原巧(63)両被告の裁判員裁判の判決が14日、千葉地裁であり、高橋康明裁判長は田中被告に無罪(求刑懲役8年)を言い渡した。

 菅原被告は暴行罪で罰金30万円(求刑同)とした。

 2人は2012年1月1日、同市中央区の石郷岡病院の病室で、統合失調症で入院していた男性患者=当時(33)=の顔を踏み付けたり蹴ったりして頸椎(けいつい)骨折を負わせ、14年4月に死亡させたとして起訴された。

 高橋裁判長は、検察側が証拠として提出した室内の映像について、「画質が不鮮明で1秒間に4枚しか記録されていない」などと指摘。菅原被告が顔を蹴った暴行1回のみを認定する一方、「頸椎骨折が(暴れる患者への)正当な抑制行為から生じた可能性が否定できない」と判断した。

●鷲見一雄のコメント
「懲役8年を求刑して無罪、検察側の黒星だ。検察側の対応に注目したい」


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