コラム

2017年09月09日号

【鷲見一雄の憎まれ口】
山尾志桜里代議士(43)と倉持麟太郎弁護士(34)=ともに法曹資格を持った同士のW不倫疑惑


●日刊スポーツ
「日刊スポーツ」は8日、《山尾議員の目に涙「1人で宿泊」不倫否定も質問拒否》という見出しで次の記事を配信した。
一方的に声明を読み上げた山尾議員(撮影・中山知子)

 妻子ある9歳年下の弁護士との「ダブル不倫疑惑」を週刊文春に報じられた民進党の山尾志桜里衆院議員(43)は7日夜、大島敦幹事長に離党届を提出した。提出後の取材では、写真を撮られた倉持麟太郎氏(34)と「男女の関係はない」と明言したが、質問は受けず、逃げるように去った。若手のホープと目された山尾氏の「脱落」は、旧民主党時代の偽メール事件以来との声も出る深刻な事態に発展し、就任直後の前原誠司代表の求心力も急落。党は、“崩壊”寸前だ。

【写真】小林よしのり氏、山尾氏の「仲良すぎた」現場目撃か

 山尾氏は午後8時すぎ、やつれた表情で国会に現れた。自身に代わって幹事長職に就任した大島氏に、離党届を提出。その後、取材の場が設定され、山尾氏は3枚つづりのペーパーを、硬い表情で読み始めた。

 山尾氏は、幹事長内示を受けた今月2日、「週刊文春」に、倉持氏と都内のホテルに別々に入る様子などをキャッチされたが「男女の関係はありません」と明言。ホテルにも「私1人で宿泊した」と述べたが、「誤解を生じさせるような行動で、さまざまな方にご迷惑をかけた」ことを、離党の理由に挙げた。

 倉持氏は「政策ブレーン」で、頻繁にコミュニケーションを取っていたと主張。打ち合わせは2人の場合もあり「弁護士のご自宅の場合もあった」といい、信頼の強さをうかがわせた。

「これまで離党を考えたことは1度もない」とした上で、「臨時国会、国会論戦の場に今回の混乱を持ち込むのは、さらに迷惑をかける」と説明。自身を幹事長に抜てきしようとした前原氏にも「水を差す形となった」と謝罪。何度も唇をかみしめ、目にはうっすら涙も浮かんだ。

 約6分間、文面を読み上げた後は、質疑に応じず退室。舌鋒(ぜっぽう)の鋭さと発信力を売りに、「民進党のジャンヌ・ダルク」と呼ばれた姿はなかった。検事出身ながら立証責任を果たさず、「逃げるんですか」と報道陣の罵声が飛ぶ中、山尾氏は表情ひとつ変えず車に乗り込んだ。

 党関係者によると、山尾氏は、一貫して文春の報道内容を否定。幹事長や代表代行などへの起用が見送られた際も、「どうしてこうなってしまったのか教えてほしい」と周辺に相談するなど、危機感は薄かったという。「攻めには強くても、守りは弱かった」(与党関係者)との指摘もあり、脇の甘さが今回の事態を招いたともいえる。

 船出直後の前原執行部にダメージを与えた山尾氏をかばう声は党内にほとんどなく、「自業自得」と突き放す声も。離党届は提出しても、今後は説明責任が問われる。【中山知子】

 ◆山尾志桜里(やまお・しおり)1974年(昭49)7月24日、宮城県生まれ。東京学芸大付属高から93年に東大文科1類合格。99年に東大法学部卒。02年に司法試験合格。検事を経て09年、衆院愛知7区から初当選。当選2回。夫(IT企業社長)との間に1男。

●日刊スポーツ
「日刊スポーツ」は8日、「山尾氏とW不倫疑惑の倉持弁護士、事務所に姿見せず」という見出しで次の要旨の記事を配信した。
【写真】小林よしのり氏、山尾氏の「仲良すぎた」現場目撃か

 倉持氏は、この日も都内の事務所に姿を見せなかった。事務所前では、昼ごろには多くの報道陣が詰めかけた。事務所と同じ建物内にある、倉持氏の自宅とみられる部屋には、明かりが見えたが、関係者や、家族が呼び鈴に応じることはなかった。

●産経新聞
「産経新聞」は8日、《【山尾志桜里氏不倫報道】密会の日「主人の勧めで実家で病気療養」弁護士の妻が「モーニングショー」で証言》という見出しで次の記事を配信した。
 民進党を離党した山尾志桜里衆院議員(43)の不倫疑惑問題で、交際相手とされる倉持麟太郎弁護士(34)の妻が、8日放送の情報番組「モーニングショー」(テレビ朝日系)で、2人が密会したとされる日に倉持氏の勧めで病気療養のため実家に帰っていたと証言した。

 不倫問題を報じた週刊文春によると、山尾氏は8月28日と31日に倉持氏の都内のマンションに宿泊。今月2日に名古屋市内のイベントに2人で参加し新幹線で帰京後、ホテルへ向かったとしている。

 番組によると、妻は「私に一過性の脳梗塞の前触れが出ていた」と説明し、「主人の勧めもあって療養のために子供と実家に帰っていた」と証言。2人が密会していたとされる8月28日や31日には「(8月)中旬からいなかったので状況は分からない」と答え、実家から戻ってきたのが、2人が名古屋から帰ってきた今月2日としている。

 このテレビでの証言に、ツイッター上では「絶対許せ無い。妻に対する背信行為」「病気療養中に密会を重ねるとか、これこそゲス不倫」「子供が可哀想だわ」といった批判の声が寄せられた。

 (WEB編集チーム)

 倉持 麟太郎(くらもち りんたろう)氏=第二東京弁護士会所属弁護士。昭和58年1月16日生まれ 東京都渋谷区出身。慶應義塾大学法学部法律学科 卒業、中央大学法科大学院 修了、第65期司法修習 2012年弁護士登録。横浜の弁護士法人仁平総合法律事務所を経て2104年11月に弁護士法人Nextを開設 代表弁護士に就任、15年7月、安保法制をめぐり、衆院特別委員会の会合で参考人として意見を述べたほか、テレビ出演も多い。慶應義塾大学大学院法務研究科非常勤講師も務めている。
(司法ジャーナル)

●鷲見一雄の視点
 私が、「週刊文春」の報道の山尾志桜里代議士(43)と倉持麟太郎弁護士(34)の関係で問題意識を抱くのはお二人が「ともに法曹資格を持った同士のW不倫疑惑」であるということだ。

●鷲見一雄の憎まれ口
 政治生命、弁護士生命は「週刊文春に報じられるような疑惑を抱かれる行動はしない」ということだ。お2人とも今時の「注目されている政治家、弁護士として緊張感に欠け、脇が甘すぎた、規範意識も欠けていた」と思う。お2人の今後に注目したい。


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