コラム

2017年04月21日号

【鷲見一雄の憎まれ口】
中川俊直衆院議員(46=広島4区)は資質なき世襲政治家の典型


●日刊スポーツ
「日刊スポーツ」は20日、《不倫トラブルの中川議員、FBで「私の不徳」と釈明》という見出しで次の記事を配信した。
 自民党の中川俊直衆院議員(46=広島4区)が、妻以外の女性との不倫交際トラブルから、警視庁に「ストーカー登録」されていたと、20日発売の「週刊新潮」が報じた。この女性と、ハワイで「挙式」した様子をとらえた写真も掲載され、「重婚写真」と表現されている。同誌に掲載された女性側の証言として、籍は入れていないとしている。

 中川氏は20日、自身のフェイスブック(FB)に、「週刊新潮」の報道に対するコメントを掲載した。

「今回の件は私の不徳以外のほかなにものでもありません(原文ママ)」などと謝罪した上で、「刑事事件に係ることについては弁明させてほしい」と釈明。「重婚罪に当たることはしておりません」「ストーカー登録をされたかのような報道がされていますが、そのような事実は一切ございません」と、主張している。詳細な経緯や理由は、記されていない。

 また「断腸の思いをさせてしまった妻及び家族には私の一生をかけて贖罪(しょくざい)をしていきたい」ともつづった。

 中川氏は「週刊新潮」が発売される前の今月18日、「一身上の都合」として経済産業政務官を辞任した。その後、やはりフェイスブックに「会社員時代からの知り合いの女性に好意を抱き、その方を傷つけてしまった」「妻に対しては昨年末、すべてを説明してわびました」と記し、女性問題の報道が辞任の原因であることを告白していた。記者会見は開いていない。

●朝日新聞デジタル
「朝日新聞デジタル」は20日、《議員辞職「ご自身で判断を」と菅長官 中川氏の女性問題》という見出しで次の記事を配信した。
 自民党の中川俊直衆院議員(広島4区)の女性問題が週刊誌で報じられたことをめぐり、議員辞職を求める声が野党から出ていることについて、菅義偉官房長官は20日午前の記者会見で、「ご自身で判断されることだ」と述べた。中川氏の説明責任については「政治家としての責任として、説明される問題だ」とした。

【写真】自民党の中川俊直衆院議員

 中川氏は「一身上の都合」を理由に18日に経済産業政務官を辞任。フェイスブックで女性問題についてコメントしているが、記者会見はしていない。中川氏は当選2回で、父は元自民党幹事長の中川秀直氏。

●鷲見一雄の視点
 自民党の議員に世襲が多いのは周知の事実だが、議員に資質がなければ中川俊直衆院議員のような問題政治家が出る。同議員の場合、父の元自民党幹事長の中川秀直氏の眼鏡違いが大きかった、と思う。小泉、麻生氏にしても落選経験が薬となり、大成した。安部首相はまだ、子供だったが、父の晋太郎氏は昭和35年11月に施行された選挙で敗れた。しかし、その落選が間違いなく晋太郎氏の人間性を大きくした。落選中の晋太郎と接点のあった私が言うのだから間違いない。

●鷲見一雄の憎まれ口
 「週刊新潮」に報じられている中川俊直氏は「おそまつ極まる。あきらかに政治家失格だ」、「今後も政治携わろうと思うなら、人間性を磨くところから出直すべきだ」と思う。


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